#すっぴん[多様性社会の名のもとに]#自撮り

ネタがないのですっぴんの寝起き姿を公開

加工無し🌸

すっぴん誰ぇ?って感じだけど嫌いにならないでね🤣

この投稿でフォロワーさんが離れちゃわないか心配🤣

#すっぴん

#すっぴんでごめんなさい

#すっぴん失礼

# アラフィフ

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#休日コーデ

#おうちでまったり

#今日も素敵な一日を

#日々に感謝

 

 

 

 

すっぴんで本当にごめんなさい… (うるせえわ)

 

 

耳生えとるやないか。

 

 

これLINEのビデオ通話のエフェクト機能なんですけど、こんなんあるって知ってました?

私は知らんかった、そもそもLINEのビデオ通話なんてものに用事がない。

 

 

日曜の朝メイ(姪)ちゃんに電話で起こされて

彼女いままではiPhoneのフェイスタイムのビデオ通話でかけてきてたんだけど

なんか最近LINEのビデオ通話というものを覚えたらしくて

そんでエフェクト機能にドはまりしてるらしくて(ママのスマホで)。

 

「おばちゃん遊びにおいでー」と言うので「やだー」と答えると、

大量の涙をどばどば流すエフェクトで応戦してくる。

かと思えば犬になったり、猫になったり…

赤ちゃんになったり、おばあちゃんになったり、オバケになったり…

口からビーム出したり…

挙句、終わりの見えない「このエフェクトはどれでしょう」クイズが始まる…

フラッシュ暗算みたいに次々出題されるエフェクトを必死で探し続けていたら、突如「じゃあ来てねー、待ってるねー」つって一方的に電話を切られた。おいっ。

 

 

私、いまだに強烈に印象に残っていて時々思い出しては感慨深い気分になる遠い記憶があって

子どもの頃にしょっちゅう家族で喫茶店のモーニングに行ってたんだけど

ある日、喫茶店に置いてあった雑誌ぱらぱら捲ってたら、『これがオヤジの生態だ!』みたいな特集をやっていて。

10代・20代女性が、お父さん世代サラリーマンの服装や持ち物や振る舞いをディスりたい放題ディスってこき下ろすという

昭和後期~平成初頭の雑味を煮詰めたみたいな悪い企画だったんだけど、

まあそこの是非は今はさらっと流すとして、

彼女らが思う「こいつオッサンだわー、ウケルー」って思うアイテムとして

「携帯電話」がランクインしてたんですよ…

若い女性たちは、当時はまだ固定が常識だった電話機をわざわざ持ち運んで仕事してる世のサラリーマンのことを、「社畜乙www」って見てたんですよ…

かつて、携帯電話がダサいオッサンアイテムと侮られていた時代が確かにあったんですよ…

 

けれど時を経て、

ショルダーホン時代からは考えられないようなめざましい進化を遂げた携帯電話は

いまや芸能人のみならず、一般人の中年女までもがこぞって「自称すっぴん」画像を世に晒す

承認欲求開放アイテムの地位を確立することとなったのです。

時の流れってすごい。

 

 

このブログ記事を書くにあたり、まずは素材集めに

#すっぴん

でインスタ検索してみました。

 

冒頭の文面は、インスタのすっびん自撮り猛者達の投稿を参考にさせていただいたものです。

 

たったあんだけの短い文字を打つだけで

なぜかメンタルがじがじ削られちゃった…(だったらやんなよ)

 

一般人のすっぴん自撮りを見まくった感想は、

正直、キャプションも相まって

 

 

見てらんない…

 

 

ていうのが本音です。(※個人の感想です)

 

でも、なぜ自分が他人のすっぴん自撮りに軽い嫌悪感を抱いてしまうのか、

その理由は私自身、よくわかりません。

嫌う正当な理由を見つけられないのです。

 

一方で、ネットに自身のすっぴん(のような、すっぴんじゃないような)画像を晒すアラフォーアラフィフ女の気持ちは、なんかめちゃめちゃ理解できる気がしてしまう。

 

実際自分がやってみたら、普通に楽しい。

(※あれをすっぴんにカウントすんな)

 

頭のてっぺんに耳生やして鼻にカラーボール乗っけて目玉増し増しで肌色ずいぶん明るくなったメリークリスマス仕様のこの人は

完全に別人なんだけど

まあ…

別人っちゃ別人だけど…

面影は、 あ  る…?

これはこれで…

ほぼすっぴんみたいなもんじゃないかな…

だって化粧はしてないわけだし…

「ほぼ」っていうか…

「みたい」っていうか…

うんすっぴんだわこれ。

絶好調のときの私こんなんだわ。

 

つって。

 

きっと、すっぴん自撮り猛者たちは、世間のネガティブな感情なんて百も承知で

その上で、不都合な風潮は片目つむって見えないふりして

今日もまたすっぴん投稿を繰り返すのだろう。(開いてる方の目で

だって、せっかくかわいく撮れたんだからみんなにも見てほしい。

やりたいことやったもん勝ち。

 

 

化粧もしてないし加工もしてないけど角度とか採光とか画質とかのミラクルで仕上がった自分じゃない自分は

化粧もしてないし加工もしてないんだから、正真正銘「#すっぴん」「#加工無し」なのだ。

そしてそこにいるのは、「そうありたい、理想の自分」なのだ。

 

 

そもそも「承認欲求」って否定的な意味で使われがちだけど

誰かに褒められたい、認められたい、て欲求はあたりまえの感覚だし

それがあるから人はがんばれるんだとも思う。

オリンピックでメダル獲得の偉業なんてまさに、承認欲求がなせる業でしょう?

 

 

40代、50代。

気がつけば人生の折り返し地点に立っていて、

親の老いや、子育ての終了や、更年期に入った自分自身の心身の不調にも直面する

「ミッドライフクライシス」世代の女性たち。

自分の人生には意味があったんだろうか?

自分は誰かに必要とされているんだろうか?

私の居場所って…?

不安、後悔、焦燥、自己否定感…

そんな葛藤を抱えながら老いに抗い、隙間時間にしれっと自分の顔のシミ消して肌質変えて輪郭整えて

それで心が華やぐなら

ちょっとでも癒されるなら

それくらいのお手軽な嘘は大目に見てあげてもいいんじゃないだろうか

 

 

ってわけで、味をしめた私はすぐまた近いうちに「今度はトナカイからにゃんこに変身しちゃいましたニャン!😹」つって

猫耳と猫髭とラメまみれの #すっぴん #加工無し 画像をあげるつもりでいるんだけど

その時はどうかみなさま

「外見を嘘で飾るよりも内面を磨くことが大事」とか

「本当の幸せ見つけて」とか

別の価値観を押し付けてくるのではなく、

「あーこの人がんばってんだな(微笑み)」って優しい気持ちで見てやってくれ。頼む。

 

偽りの自分がリアルの自分を苛むことのない程度に、ほどほどに、を大前提にやりますんで。

 

 

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